移住者を中心としたオンラインコミュニティー「うみねこ」が6月9日で1周年を迎え、これを記念したイベントが6月16日、バー「ねこと白鳥」(沼津市大手町)で行われた。
「うみねこ」は2023年6月、管理者である「じゅりあん」こと神崎拓人さんが中心となって設立されたコミュニティー。沼津への移住者や出身者、移住希望者100人以上がコミュニティーサービス「Discord(ディスコード)」を使い、日常のことやアニメ、映画やニュースについて情報交換している。
同コミュニティーはオンラインでの議論だけでなく、月に1度ほど親睦を深める目的で食事会などを開催。現在の参加メンバーは30人程度で、神崎さんは「それぞれバックグラウンドが異なるが、同じ地域が好きで移住してきた共通点がある。ネット上だけでなく、実際に会って会話ができるのはとても貴重でありがたい」と話す。
当日は移住者などおよそ40人が集まり、1周年を祝った。ゲスト参加した頼重秀一沼津市長があいさつしたほか、会員によるDJプレーなども行われた。参加者から「楽しすぎた」「たくさんの人々と話せて充実したイベントだった」などの感想が聞かれた。
神崎さんは「未成年の参加者も増えており、今後は飲み会に限らず、未成年など幅広い年代も参加できる会を開きたい。集まるだけでなく地域に貢献できる活動にも発展していければ」と展望を話す。