誠恵高校(沼津市沼北町)eスポーツ部が8月12日、高校生eスポーツ大会「Coca-Cola STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2024」の「Fortnite(フォートナイト)」ゼロビルド部門で全国大会グランドファイナルに出場する。
6回目となる同大会。同部門には全国から約600人の高校生がエントリーした。
フォートナイトは米エピックゲームズが2017(平成29)年に公開した複数人で遊べるオンラインゲーム。PCや家庭用ゲーム機、スマートフォン、タブレットなどさまざまな端末に対応し、同社によると登録者数は世界で5億人を超えるという。100人のプレーヤーが一斉に巨大な島に上陸し、武器やアイテムを収集しながらバトルを行い、最終的に生き残った1人または1チームが勝利するルール。
同校2年の望月琉希さんと1年の谷口友埜さんのペアが7月20日・21日に行われた中部ブロック代表決定戦で勝ち残り、全国大会出場を決めた。
谷口さんは「2日目の1試合目から調子が良く、最初の1~2時間は1位をキープできた」、望月さんは「1試合目の始めで全体の5分の1の20キルでき、手応えを感じた」と振り返る。
望月さんは「ゲームの世界とリアルの世界、両方楽しみたいと規則正しい生活を心がけている。9位以内の1桁の結果を出して、学校にも貢献できれば」と話し、谷口さんは「ブロック大会では後半疲れてしまい、3時間集中するのが大変だった。全国大会では優勝を目指したい。そのために本番まで、とにかく練習を重ねたい」と意気込む。
全国大会は8月12日にオンラインで開催。ライブ配信も行う。