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沼津で「しずおか映画祭」初開催 磯村勇斗さんが企画

「しずおか映画祭」を企画・プロデュースする沼津市出身の俳優・磯村勇斗さん

「しずおか映画祭」を企画・プロデュースする沼津市出身の俳優・磯村勇斗さん

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 沼津市出身の俳優・磯村勇斗さんが企画・プロデュースするイベント「しずおか映画祭」が11月4日、沼津市民文化センター(沼津市御幸町)で行われる。主催は磯村さんが代表を務める実行委員会。

磯村勇斗さんがデザインした「しずおか映画祭」のロゴマーク

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 静岡県の映画文化の向上や、次世代の「映画人」の輩出を目的に初開催する。同県にゆかりのある作品の上映を予定し、オープニング作品として同市出身の原田眞人監督の「わが母の記」を上映。当日は原田監督も来場予定。

 磯村さんは「『映画を身近に感じてほしい』という思いで企画した。静岡県は、日本一高い富士山、日本一深い駿河湾に挟まれ、これまで映画のロケ地としても多用されている。県内のフィルムコミッションや地域の皆さんは、映画・芸術に対する関心が高いように感じている。この映画祭を通じて、さらなる映画文化の発展と、地域社会の活性化、クリエーターたちの新たな出会いの場として、静岡の皆さんと密になり一緒に作り上げていきたい」と話す。

 磯村さんは2023年8月に同館で行われた公演「きらり沼津。磯村勇斗と~新しい100年へ~」の座談会で「(沼津のフィルムコミッション団体の)『ハリプロ映像協会』が頑張ってくれているので、街をエンタメで、さらに盛り上げたい。沼津は海辺で映画を上映するフランスのカンヌと似ている。ロケーションが最高な沼津で、いろいろな国から人が訪れる映画祭をいつか開きたい」と話していた。

 同映画祭のロゴは磯村さんがデザインした。県の鳥「サンコウチョウ」をモチーフに、富士山や波、静岡の「し」を織り交ぜた。

 チケットは9月1日から販売する。

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