沼津港大型展望水門(沼津市千本)で9月16日、「びゅうおで月見茶会」が開かれた。
主催は沼津市農林農地課。同課の渡邉陽子さんによると、沼津茶を知ってもらうきっかけとして企画し、開催は今年で3回目。毎年、中秋の名月に合わせて開催。東に上り始めた満月と西に沈みゆく夕日が同時に見ることができる「絶好」の日を調べ、日程を決めているという。
当日は祝日ということもあり、市内外から定員に近い93人が参加。日本茶インストラクター協会沼津支部所属のインストラクターがいれた沼津茶と小麦饅頭まんじゅうを味わいながら月見を楽しんだ。
この日はあいにくの曇り空。なかなか月が姿を見せてはくれなかったものの、雲の隙間から時折見せる満月を見て楽しんだり、撮影したりするなどしていた。
市内から参加した小学4年の藤原さくらさんは「お茶もまんじゅうもおいしくて、月見を楽しむことができた。来年もまた来たい」と笑顔を見せた。