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沼津で初の「みんなのポッドキャストフェス」 1500人来場

秀島史香さん(中央)と頼重秀一沼津市長(右)によるトークショー(写真提供=OKUSURUGABOARD)

秀島史香さん(中央)と頼重秀一沼津市長(右)によるトークショー(写真提供=OKUSURUGABOARD)

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 「みんなのポッドキャストフェス」が9月22日、プラサヴェルデ(沼津市大手町)で開催された。主催は、ポッドキャスト番組「ぬまずっきゅーん」(沼津市大手町)と、全国のコミュニティーFMで子育て世代の市民による番組制作を行う「ママ夢ラジオ」(伊豆の国市原木)。

ポッドキャスターによる公開収録も行われた(関連画像10枚)

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 「ポッドキャスト」をテーマに今年初開催した同イベント。約1500人が来場した。当日はポッドキャスターによる公開収録を行ったほか、ポッドキャスト体験、「番組対抗!沼津クイズ」など約30ブースが出店した「沼津マルシェ」などが行われた。

 ラジオパーソナリティーでナレーターの秀島史香さんと頼重秀一沼津市長によるトークショー、アスルクラロ沼津の宮脇茂夫選手と向井ひな太選手によるトークショーなどが行われたほか、ご当地シンガー・ソングライター飯田徳孝さんや「和楽器操り団 音三昧(ざんまい)」によるライブステージも繰り広げられた。

 推しのポッドキャスターを選ぶ「わたしの推しキャス」には全国から78番組のエントリーがあり、沼津市長賞に「大人になりたい旅がしたい」、秀島史香賞に「越境家族~Transnational Family~」が、それぞれ選ばれた。

 ポッドキャスト番組「越境家族~Transnational Family~」を運営する新井里菜さんは「現在住んでいる香港から主人と来日して授賞式に参加した。音声だからこそ伝わる魅力を、これからも発信していきたい」と話した。

 秀島さんは「声は嘘をつけない。ローカルの魅力を固有名詞などを交えて共感を得られるような話し方をしてみるのもいい。楽しみながらポッドキャストを続けてほしい」と話した。

 「ぬまずっきゅーん」菅沼靖幸さんは「イベント中、たくさんの人に声をかけてもらったり、来場者やポッドキャスター、出展者、スタッフなどが、沼津やポッドキャストをキーワードに交流したりしている姿を見て、開催して良かったと思った」と振り返る。

 「ママ夢ラジオ」を運営する「わたしたち」の中野あゆみ社長は「来場者から、このイベントをきっかけにポッドキャストを聴いてみよう、配信を始めてみようという声が寄せられた。全国から来場したポッドキャスターは、沼津のグルメや観光も楽しんでいた。次回は沼津とポッドキャストがより生活になじむ仕掛けを考えていきたい」と話していた。

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