自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「NUMAZU COFFEE LAB(ヌマヅコーヒーラボ)」(沼津市大手町)が10月11日にオープンする。
店舗面積は約45平方メートル。席数は、カウンター=6席、テーブル=6席。
メニューは「フィルターコーヒー」(時価)やカフェラテ(700円)、「カプチーノアルフレッド」(700円)、「シグネチャーエスプレッソトニック」(900円)、「ユアンヤンラテ」(800円)など。常時15~20種類の豆を用意する。国や産地、農園、生産者、農園の標高、豆の品質などを記したカードと共にコーヒーを提供する。
店主の齊藤史弥さんは沼津市出身。大学卒業後、カフェ「Bakery & Table 箱根」(神奈川県箱根町)に勤務した。2023年の「ジャパンバリスタチャンピオンシップ」を見学に行き、優勝した石谷貴之さんの姿に感銘を受け、石谷さんが監修するカフェが沼津港にオープンすることを知りUターンし、カフェ「LOCO MARINO」(千本港町)に勤務。コロナ禍で店が休業した頃から自分の店を持ちたいと考えるようになり、2年8カ月間、間借り営業しながら開業準備を進めてきたという。
齊藤さんは「間借り営業の中で蓄えた知識や思い、自分らしさを表現していきたい。自分の好きなコロンビアなどのイノベーティブなコーヒーを中心に、大会などでも使われる豆やコストパフォーマンス重視のものなど幅広く取りそろえている。コーヒー好きな人はもちろん、コーヒーのことを好きになりたい人にも足を運んでもらえたら。『コーヒーラボ』の店名の通り、コーヒーの概念を変えられるような提案をして、『研究員』として来店する皆さまに新しい扉を開けてもらえるような場所にしていきたい」と話す。
営業時間は11時~18時30分。11月からは火曜定休(10月は不定休)。