
三島の「みしま未来研究所」(三島市中央町)で5月25日、「CHEERS MISHIMA(チアーズ・ミシマ)」が開催された。
同施設を管理・運営するNPO法人「みしまびと」が、映画製作をきっかけに結成されて10周年を迎えるのを記念して開いた同イベント。同施設を中心に鎌倉古道とその沿道にある店舗が参加し、多くの来場者でにぎわった。
会場では、三島や近郊で醸造や販売を行う5つのビアバーが、同施設内にある「cafe&Bar Blooming」と共にビールを販売。来場者は地元の多様なビールを楽しんだ。
ビール購入客にはオリジナルステッカーを進呈。来場者はビアカップにステッカーを貼り、自分だけのオリジナルカップを作るイベントも開いた。参加した40代男性は「NPOの存在は聞いていたが、どんな活動をしているのか知らなかった。今回のイベントで三島という街がさらに面白くなることを期待している」と話していた。
今後の展開について、同NPO代表理事の山本希さんは「三島の街は現在、駅前再開発や街なかに高層マンションが建つなど大きな変化もある。そうした人の動きも増えていく中で、『自分たちのまちは自分たちの手でつくる』という自分事として、まちに関わる人を増やすための活動を大切にしていきたい」と話す。