
全国一斉乾杯イベント「水辺で乾杯2025」が7月7日の午後7時7分、かのがわ風のテラス(沼津市上土町)で行われた。
新しい水辺の活用の可能性を切り開くための官民協働プロジェクト「ミズベリング」の一環として、7月7日に全国の水辺で行われる同イベント。今年は全国241カ所で開催された。沼津での開催は今年で11回目。
今回は、狩野川流域の「川の駅伊豆ゲートウェイ函南」(函南町塚本)と「川の駅伊豆城山」(伊豆の国市神島)とを映像を結び、乾杯を行った。マーケットイベント「オンザテラス」や屋外上映会「スキマcinema」も同時開催し、一つの川を見つめる、それぞれの人生を描く「川を見に来た」を上映した。約100人が参加した。
沼津市内から訪れた40代女性は「みんなでそろそろかなと川辺に集まり、カウントダウンをして乾杯する一体感がとても楽しかった。知らない人の方が多かったのに、まるで友達のように乾杯した。スキマcinemaのスクリーンが七夕にちなんで、竹でつるすように組まれていて、とてもすてきだった。明るいうちから、暗くなるまでの狩野川を、お酒とおいしい食べ物と共にゆったり家族や友人と楽しむことができて、沼津に暮らして良かったと改めて思った」と話していた。
「沼津狩野川かわまちづくり協議会」のメンバーの小松浩二さんは「かのがわ風のテラスが、日常の暮らしをより豊かにしてくれる場になってほしい」と話す。