
第6回 「日本子育て支援大賞2025」 表彰式が7月14日、KKRホテル東京で開催され、長泉町が静岡県内の自治体で初めて受賞した。
日本子育て支援大賞は、子育て世帯を取り巻く衣、食、住、日用雑貨、グッズ類、サービス・アプリケーション、家電・自動車、自治体・プロジェクトの8領域において、安心安全、便利・負荷の削減低減、子どもの成長、親子のコミュニケーション、快適性の5つの項目のいずれかで、顕著な特色や工夫がみられ、子育て世帯に大いに役立ち、魅力的であることを評価のポイントとして、日本子育て支援協会が決定する。今回は企業部門で31団体、自治体部門で5団体が選定された。
表彰式に参加した長泉町の池田修町長は、「約50年前に、他自治体に先駆けて取り組んだ「こども医療費助成」の導入や、妊産婦のタクシー利用助成、第2子保育料の完全無料化など妊娠期から子育て期の支援に加え、最近では新幹線通学支援補助金や定住応援奨励金の創設など大学生や社会人まで、幅広く切れ目のない子育て支援に取り組んでいる自治体として評価された結果であると感じている。長泉町は昨年4月、静岡県内で唯一「自立持続可能性都市」に選出していただいたが、今回の受賞も併せて、引き続き町の魅力のPRに繋げていきたい」と話した。
子育て支援担当の野村亮揮リーダーは、「改めて町独自の子育て支援事業を振り返ってみると、妊産婦応援タクシー利用助成、未来っこ0・3・6歳児応援事業、がんばる中学生応援事業など、事業名に「応援」という言葉を多く使っていることに気づいた。単に支援するということではなく、妊産婦からこども・若者まで各年代に寄り添い、町全体で応援していこうというメッセージが込められていると考え、この賞の名に恥じぬよう、引き続き全力で応援していきたい」と語った。