タコスとテキーラを提供する飲食店「IZU TACOS(イズタコス)」(伊豆の国市長岡)が3月5日にオープンした。
「IZU TACOS」で提供する「レバータコス」(関連画像5枚)
店舗面積は約45平方メートル。席数は、テーブル6席、カウンター5席、ボックス席4席で、個室1室を備える。
提供するタコスは、一般的にイメージされるパリパリとした皮のスタイルではなく、柔らかいトルティーヤを使うメキシコの本場スタイル。
メニューは、鶏肉の煮込みを挟む「ティンガタコス」、豚肉の煮込みを挟む「カルニタスタコス」(以上500円)のほか、小麦粉のトルティーヤを使ったオアハカ州の伝統料理「エンチラダス」(1,800円)、「ナチョス」(800円)、肉団子のピリ辛パスタ「アルボンディガスパスタ」(1,600円)などを用意。タコスは定番2種類に加え、月替わりの1種類を提供する。
ドリンクは、テキーラやビールをそろえるほか、酵素ドリンクやレモネードなども提供する。
店主の今泉麻季さんは愛知県岡崎市出身。19歳で出産し、20代で離婚。その後、名古屋の高級クラブで約5年間働いた。30歳で岡崎市内の寺に嫁ぎ約15年間生活したが、45歳で離婚。子どもは寺の跡取りとして岡崎に残し、自身は新たな人生を歩み始めた。
50歳を迎えた頃、昼は税理士事務所で働きながら、夜は自分の店を持ちたいと焼き鳥店を開業。弁当販売なども行う中で、店を訪れたメキシコ出身の男性と出会った。「料理が好きだと言うので食べさせてもらったら、とてもおいしかった」と振り返る。男性が得意とするメキシコ料理の腕を生かし、メキシコ料理店を営業するようになったという。
その後、さまざまな事情が重なり環境を変えることを決意。新たな生活の場として静岡県へ移り住んだ。同店の敷地内にある「コストコ」再販店のアルバイト面接で自身の経歴を話したところ、店主から「空き店舗で出店してみないか」との提案があり、今回の出店につながったという。
「テキーラは一気に飲むものと思われがちだが、少しずつ味わうのがお勧め」と今泉さん。「知人にドアや壁をペンキで塗ってもらったり、サボテンの絵を描いてもらったりして、かわいらしい店になった。女性客にも気軽に来てもらいたい。デートの場所としても使ってもらえたらうれしい」とも。
店内では今後、アーティストによる個展やワークショップの開催も予定。3月29日には「アトリエドクロ」によるワークショップや「cafe tocco」の古着販売などを行う。
今泉さんは「メキシコ料理を食べられる店が静岡県東部エリアではまだ少ない。食べた時に、みんなが喜ぶ顔を見るのがうれしい。伊豆で、そのおいしさを広めていきたい」と意気込む。
営業時間は17時~22時。火曜・水曜定休。