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伊豆の飲食店が「キャンプ料理講座」開催 初心者向けにコツを伝授

自家製のバームクーヘンを頬張る吉田さん

自家製のバームクーヘンを頬張る吉田さん

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 函南町にある多国籍料理店「JAH KITCHN(ジャー/キッチン」(函南町間宮、TEL 055-970-1900)が7月18日、イベント「超初心者向け キャンプ料理教室」を開催する。

調理実習するパエリア

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 2008年12月オープンした同店。席数は25席。メニューはジャマイカ料理をメーンに、ジャークチキン(750円)、ジャークチキンバーガー(800円)などが人気。利用客の中心層は20代~30代で、同店では音楽イベントなども行っている。

 今回のイベントは、家族やキャンプ初心者向けをターゲットにしたもので、店内でパエリアとバームクーヘンの作り方を学ぶ。

 店主の吉田匡毅さんは「キャンプ料理はバーベキューと異なり、時間と手間を掛けて楽しむもの。しかし初心者は心得やコツを知らないと退屈になってしまう。今回は私の持っているコツを基に一緒に料理を学び、これからのキャンプシーズンを楽しんでもらうために企画した」と話す。

 パエリアは参加者が持参した10インチ以上のダッチオーブンを使い、あらかじめ家庭でできる下ごしらえから教えるという。

  下ごしらえの必要性について「料理の準備を行っていかないと、せっかくのキャンプで無駄な時間を費やすになる。家庭である程度の下ごしらえと調理をしておけば、手間も省け味も飛躍的においしくなるし、キャンプ生活も格段に楽しくなる」とも。

 バームクーヘン作りでは、竹竿(たけざお)を使ったームクーヘン作り予定。「バームクーヘンは常に回していないと均一に焼き目がつけるのが難しい。回しながら焼いていく人と、生地を塗る人とのコミュニケーションを楽しむのもキャンプの醍醐味(だいごみ)」と吉田さん。

 教室は約3人前の調理を行うので、1人の受講者のみならず、家族連れでの参加も呼び掛ける。

 吉田さんは「これをきっかけに家でダッチオーブンを使うのではなく、ぜひ屋外で家族みんなで楽しんでもらえれば」と話す。

 教室は完全予約制で、15時開始予定。予約・問い合わせは電話で同店まで。

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