伊豆シャボテン公園(伊豆市富戸)で8月30日、「カピバラのスイカ早食い選手権」が行われた。
同イベントは長崎バイオパーク(長崎県)と2園で行われていた恒例行事だったが、今年1月「カピバラの露天風呂協定」を結んだカピバラを有する4園で同時に行われた。各園1頭ずつカピバラを選出し、競争では同日に700グラムの皮付きスイカを食べる。
今回同園の代表となったのは、昨年に引き続きケビンが登場。昨年の長崎バイオパークとの競争では、横に入った妻のニンジンがトウモロコシを食べてしまい失格となった苦い経験を持つ。
普段は青草を飼料として与えられているケビン。普段はスイカを食べていないせいか、持ち前のマイペースな性格のためか、700グラムのスイカを5分34秒で完食。結果は4園の中で3位で、1位は長崎バイオパークのトクが3分00秒の好成績を残した。
同園広報の山本江理さんは「園内でも1番の人気を誇るカピバラ。イベントを重ねる度に、多くの来場者の関心を寄せている。今後も園の枠を越えたイベントを開催していきたい」と話す。
開園時間は9時~17時。入園料金は、大人=2,300円、小学生=1,100円、幼児(4歳以上)=400円。