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熱海にゲストハウス「MARUYA」 女性や30代をターゲットに

リビングには大きな世界地図。「ここに利用者の情報を書き込んでいきたい」と市来さん。

リビングには大きな世界地図。「ここに利用者の情報を書き込んでいきたい」と市来さん。

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熱海銀座商店街でゲストハウス「guesut house MARUYA」(熱海市銀座町)が9月18日から本格運営している。

 同施設は、熱海市街地にある熱海銀座商店街の中腹に存在。かつてはパチンコ店だった店舗をリノベーションしてゲストハウスに仕上げた。

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 部屋数は全部で21室。カプセル型の室内はシングル・ツイン・ロフトに分類し、一部の部屋には熱海に由来するアーティストによるペイント作品などが展示されている。

 同施設を運営するのは、熱海を中心に活躍をするNPO法人「atamista(アタミスタ)」(銀座町)とカフェやシェアハウスを運営するmachimori(同)。同法人の市来広一郎さんは、メーンターゲットについて「東京で働いている人が週末に熱海で暮らしを考え、『第二の場所』としてこの場所を拠点に考えてほしいと思って作った」と、同所を開設した経緯を話す。

 オープンから約1カ月経過したが、利用は順調に推移。メーンの利用客は都会から20~30代の女性たちが多く、外国人観光客などが次いで人気があるという。

 市来さんは今回の部屋づくりに関して「通常のゲストハウスやドミトリーのような施設になると、一つのフロアに何人も宿泊するが、ここでは仕切りとドアを作りプライベートの空間を作った。熱海に生活や暮らしを考える20~30代、特に女性に配慮した作りにした」と話す。

 同施設は宿泊の提供だけでなく、定期的にスタッフらによる街歩きツアーを企画。古き良き喫茶店や、スタッフが進める飲食店などを回るツアーなども行う。「暮らすことの魅力を調べ、自身に合った雰囲気を探してほしい」と市来さん。

 同施設のほかに、市来さんの次の目標は「短期宿泊の施設が出来上がった次は、実際に熱海に暮らすための住居を作っていきたい。休憩・宿泊することで熱海市民と移住者が交流する場所は出来上がった。今度は暮らすことと働くことを視野に入れた活動をしたい」と話す。

 その先の活動に関して市来さんは「NPO法人は、目的がありその課題を解決したときには解散し、新しい世代につないだ方がいいと思う。アタミスタは熱海の活性化に注力し、2030年を目標に解散できるような活動を行っていきたい」と「解散宣言」し、笑った。

 宿泊施設の価格や予約はホームページまで。

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