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沼津で生産者が主催のフードイベント-5団体が独自アピール

店前に並ぶ生産者5人

店前に並ぶ生産者5人

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 沼津にあるバー「SARAEBO STORE(サラエボ・ストア)」(沼津市添地町、TEL 055-946-5556)で6月19日、「食yard」が開催された。

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 同イベントは、渡辺ハム工房(御殿場市)、高島酒造(沼津市)、堀江養鶏(伊豆市)、大富農園(伊豆の国市)、増島農園(同)の生産者5団体によるもので、各団体が生産する製品を提供するイベント。

 当日は自家製プロシュート、白隠正宗生もとの純米酒、天城シャモの炭火焼き山椒のせ、シロアワビダケのオリーブオイル漬け、大富マンゴーを使用したアイスなど、7品目が提供された。

 今回のイベントのきっかけについて増島農園の増島健太郎さんは「生産者たちが集まる会合で、互いに生産と販売にこだわりのある5人が意気投合した。誰が代表者というわけではなく、5人とも独自のアピールができればと思い開催した」と話す。

 今回が2回目で、前回と異なり平日の開催となった。沼津在住の20代の男性は「以前は休日で来ることができなかったが、平日の仕事帰りに一杯飲むのも楽しい。伊豆の生産者たちが頑張っていて応援したくなる」と話す。

 大富農園の大木賀友さんは「どの生産者も品質の高いものを目指し生産している。都心や通販などでは人気のある商品でも、生産している地元の人が食べてくれる機会が少ないので、そのきっかけになってくれれば。今後は自分たちと同じ考えの人たちと一緒に活動を継続していきたい」と話す。

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