伊豆箱根鉄道駿豆線・修善寺駅構内に4月12日、期日前投票所が開設された。
同施設は駅から改札を出た目の前に設置されており、駅前の広場にはパーティションで仕切られ、投票に必要な台帳やパソコン、投票箱を用意。選挙管理人も常駐する。
この選挙は4月17日に本投票が行われる伊豆市長選挙が対象で、今回の駅構内に投票所を設置したのは県内初となる。
この日の8時30分、一番乗りで投票に訪れた伊豆市在住の飯倉清太さんは「駅前にできることによって、市役所など自動車での移動ができない人にとって利便性が上がった。今後は自動車を使わない若い世代や高齢者などにとって、駅に投票所があることは、とてもいい」と話す。
同鉄道広報担当者は「この駅は平日約4500人が利用する市内でも多くの人が集まる場所。通勤途中や買い物の途中に利用でき、利便性を高めることで選挙への関心を促し、投票率のアップにつながってもらえれば」と期待を込める。
投票時間は8時30分~20時。同施設での投票は14日まで。