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三島のご当地グルメ「みしまコロッケ」解禁-地元学生らが「コロ研」結成

解禁したてのみしまコロッケを食べるコロ研のメンバーたち

解禁したてのみしまコロッケを食べるコロ研のメンバーたち

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 三島市民活動センター(三島市本町)前の広場で7月1日、みしまコロッケ解禁イベント「ボンジュール!みしまコロッケ」が開催された。

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 みしまコロッケとは、三島の東部に位置する箱根西麓地方で収穫されたバレイショ「三島馬鈴薯」を使ったコロッケのこと。三島馬鈴薯は甘みと味わいが深いのが特徴で、都内の料亭や高級料理店などで、高値で取り引きされている。同コロッケはその三島馬鈴薯として出荷できない規格外のメークイン種に目を向けて開発されたもの。現在は88の認定店があり、みしまコロッケのブランド化を目指して活動している。

 三島馬鈴薯の出荷解禁日が7月1日であることにちなんでコロッケとバレイショのアピールを狙って行われた同イベント。運営を行う「みしまコロッケの会」のスタッフや豊岡武士市長なども参加。豊岡市長は「今年で6年目となる活動。今後も多くの人に知ってもらいアピールしたい」とあいさつした。

 イベントでは活動の応援歌である「みしま小ロッケンロール!」をクレシェ&小坂真智子が歌い、地元の白道保育園の園児たちが一緒に合唱した。

 さらなるアピールを目指し、地元にある日本大学国際関係学部と順天堂大学保健看護学部の学生らによるサークル「みしまコロッケ研究会(=コロ研)」の結成も表明。学生らによるあいさつも行われた。

 同サークルでは、今後みしまコロッケを研究・分析していき、イベントなどを通してみしまコロッケのアピールを図る。第1弾として「大社の杜みしま」(三島市大社町)で7月20日、イベント「コロッケナイトフィーバー」を開く。当日は、コロッケにちなんで1時間あたり56個の「みしまコロッケ」の振る舞いや、コロッケを食べるときに出る「サクッ」という音をサンプリングしたテクノイベントも予定している。

 同研究会メンバーで日本大学国際関係学部3年の平田ひかりさんは「現在グローカルというテーマで、大学で勉強している。勉強していることを通してだけでなく、もっと楽しくコロッケを知ってもらえれば」と話す。

 次回イベントのコロッケ配布は20日13時から4回を予定している。

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