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樹齢200年のクスノキでフォトフレーム 熱海の木工所が観光客向け体験企画

樹齢200年のクスノキでフォトフレーム 熱海の木工所が観光客向け体験企画

木工フレームを作る参加者と、西島社長

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 熱海の西島木工所(熱海市網代)は5月1日、観光客向けにフォトフレームの体験企画を始めた。

 同社は1947(昭和22)年創業の建具を中心とした木材加工所。現在は2代目社長の西島則雄さんと、長男の洋輔さんが中心になり経営している。

 同社は建具の販売だけでなく、リビングにもマッチングする仏壇「ブッテリア」の開発など、従来の枠にとらわれない新しいアイデアで木材の魅力を伝え続けている。

 今回の企画のきっかけについて西島社長は「5年ほど前に熱海梅園のクスノキが撤去される話を木材仲間から聞いた。話を聞いて、何か新しい形にできないかと思い引き取ることにした」と話す。

 クスノキは樹齢200年と推測され、引き取った丸太は約1.5トンの木材に。水分のある状態では、木材を利用したブックカバーとして販売も行う。現在は伐採から5年ほど経過し、今回の企画が思いついたという。

 クスノキの特性について西島社長は「柔らかく細工に向いているが、建具としてはクセが強く不向き。しかし色合いが非常にいいため、熱海の工芸品としても使われている」と話す。

 フォトフレームは178ミリ・127ミリの2Lサイズの写真が入るもの。参加者はあらかじめ切り目が入った木材をノコギリで切断、専用の接着機で取り付け、レーザー加工または熱ペンでメッセージを入れる。所要時間は1時間程度。

 西島社長は「木工所というと大きなカッターなど危ないイメージがあるが、安全を最優先し、楽しい作業を目指して行っているので、子どもでも安心。今後はこの木材をきっかけに、木工所や熱海、その魅力を知ってほしい」と話す。

 体験は事前予約制。料金は3,800円(保険料込み)。

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