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三島の児童福祉施設が「惑う」上映会 親子の絆を映画で体感

映画のチラシを持ち、参加を呼び掛ける岡田さん(右)とスタッフ

映画のチラシを持ち、参加を呼び掛ける岡田さん(右)とスタッフ

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 三島市生涯学習センター(三島市大宮町)で11月1日、映画「惑う After the Rain」の上映会が行われる。主催は社会福祉法人静岡恵明学園児童家庭支援センタースマイル。

 同センターは、児童福祉施設の一部として育児相談やアドバイスなどを行う団体で、今年から里親事業を展開している。現在、静岡県東部児童相談所管内には107組の里親が登録され、そのうち59人の子どもが里親の下で生活している。

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 同センター長の岡田重光さんは「近年は生活苦を理由とした孤児は少なく、幼児虐待によるものがほとんど。同園では0歳から3歳児までおよそ20人を預かっていて、里親の募集を行っている」と話す。

 今回上映する映画「惑う」は、同市の有志らが三島の未来を作る人材の発掘と育成を目的とした団体「みしまびとプロジェクト(現NPO法人みしまびと)」が企画した映画で、製作におよそ3年かけ、延べ4500人の市民スタッフらが関わった。

 大正期から昭和後期までのある家族を主役に、三島を舞台に家族の成長と心の流れを描く内容。岡田さんは「今年の夏に映画を見たときに、非常に繊細に家族の姿が描かれていて、とても感動した。多くの世代が共感できるテーマがある」と同作の魅力について話す。

 普段は里親向けの勉強会として企画している同企画だが、岡田さんは「より多くの人に、この映画を通して親子の絆やあり方を感じてほしい。全ての人に見てもらいたい」と対象者を広げ、多くの参加を呼び掛ける。

 「今後はこの企画を通して、里親の制度や里子への偏見など少しでも減少し、理解してもらえる社会をつくりたい。さまざまな理由で離れ離れになった子どもたちに、家庭のぬくもりを伝えていきたい」とも。

 13時開場。入場無料。

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