緑茶の製造・販売や土産店経営を手掛ける蔵屋鳴沢(伊豆の国市中)で4月26日、新茶の茶摘み体験が始まった。
同店は国の指定史跡である韮山反射炉の脇にあり、緑茶の製造・販売のほか、ビアホールや土産店の運営なども行っており、今回の体験コースは春と秋に行っているもの。今年は4月26日から解禁となった。
体験内容は、茶摘み娘に扮(ふん)してかすりの着物を着用し茶畑で新茶摘みを体験するもの。製茶の工程を見学した後、20グラムの製茶と頭にかぶった手拭いが配布される。体験と見学は約1時間弱。その間、茶摘み娘の「コスプレ」が体験できる。
千葉市から訪れた新開紀子さん(10)は、茶摘み体験について、「初めての体験で難しかったが、とても楽しかった。葉の香りがとても良かった」と話していた。
体験料は1,300円。要予約。春の体験は5月31日まで。