ミヤタサイクル(神奈川県川崎市)は7月26日、伊豆ヴィレッジ(伊豆の国市田京)内に「MERIDA X BACE(メリダ・エックス・ベース)を開設することを発表した。
ミヤタが国内独占販売権を所有するサイクルブランド「メリダ」の2019年最新モデルの発表会内で明かした。開設は9月1日を予定。
同施設は2016年に閉館した「みんなのハワイアンズ」をリノベーションするもので、メリダの最新モデルなどおよそ200台の自転車を並べ、試乗・レンタサイクルを行う。
世界最大規模で、同社の高谷信一郎社長は「同施設は国内のサイクリストだけでなく、アジア・オセアニア地域の戦略拠点として活動していく。施設名のXは『エキサイティング』『エクセレント』『エクスペリエンス』の意味を込めて名付けた」と話す。
同施設について、同社マーケティングディレクターの福田三郎さんは「施設にはホテル・飲食施設・物産販売などがあり、この施設と連携したサービスを行いたい。自転車をハブとしたツアーや、大型スクリーンを使ったパブリックビューイング、サイクルツーリズムの拠点になれれば。将来的には自転車学校や地元の学生らとチームを組成するなど、地域貢献したい」と話す。
8月1日にはウェブサイトも公開予定。