伊豆の作家2人がコラボてぬぐい販売へ 「伊豆の花」テーマに制作

伊豆の花をあしらった手ぬぐいを持つすみさん(左)と津久井さん

伊豆の花をあしらった手ぬぐいを持つすみさん(左)と津久井さん

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 「アデリデザイン」(三島市)は5月1日、「伊豆博物図譜手ぬぐい」シリーズ第1弾商品「伊豆の花」の販売を始める。

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 同企画はデザイナーのすみまきさんが企画した商品。すみさんは大学時代からてぬぐい集めが趣味といい、2005年に手ぬぐいコレクションを紹介するブログ「手ぬぐいのススメ」を開設し、情報発信を行いながらオリジナル手ぬぐいの制作やイベントなどを開催している。

 すみさんは「地元の魅力を伝える土産品を作りたいと10年ほど考えていた。土産もらっても自分で購入しても、その土地らしさを表現した、旅の記録が思い出される物を作りたかった」と話す。

 第1弾商品は「伊豆の花」がテーマ。長さ90センチ・幅37センチの手ぬぐいには、クレマチス、ミシマバイカモ、カワヅザクラ、熱海のウメなど伊豆半島を代表する計7種の花が鮮やかに染め付けられている。

 花のデザインは熱海在住の消しゴムはんこ作家・津久井智子さんが担当した。津久井さんは「自分も手ぬぐいが好きで何本も持っている。自分のデザインが手ぬぐいになり、でき上がりがとても楽しみだった」と振り返る。

 同商品は、花の見頃時期や見どころを書いたマップをストックバックとして付けて販売する。すみさんは「例えば購入して温泉に行くなど、すぐに使えるよう考慮した。サイクリングなどのスポーツシーンでも使ってほしい」と話す。

 5月5日・6日は道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」(函南町塚本)で、2人による対面販売と、購入者を対象とした消しゴムはんこのスタンプ体験を行う。会場では、菜の花のデザインなどの「ポストカード8枚セット」(864円)も限定販売する。開催時間は10時~16時。

 すみさんは「商品は今後シリーズ販売する予定。伊豆のさまざまな魅力をクリエーターたちと発信するきっかけになれば」と意欲を見せる。

 価格は1,944円。5月1日に開業する道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」で販売する予定。

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