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伊豆高原の元保養所でアート展 10人の地元作家が「ピカソ超え」表現

若手作家の作品を前にする舘野さん

若手作家の作品を前にする舘野さん

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 「伊豆高原Bauhaus(バウハウス)」(伊東市池)で現在、アート展「Punk Picasso(パンク・ピカソ)-もうすぐあなを超えられる-」が開催されている。

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 かつて企業の保養所だった同施設。地上2階建てで、敷地面積は約300坪、築年数は50年ほど経過している。同イベントは改装中の同施設を会場に10人のアーティストたちが、自身の作品を発表する。

 同施設館長の舘野茂樹さんは「自分の周囲にいる若い芸術家たちにアトリエとして当施設を使ってもらい、本格的なアートを芽生えさせる場所を作りたかった。今回のイベントに当たり、45歳以下で魅力ある若い人に声掛けした」と話す。

 会場では、写真、陶芸、彫刻、現代美術などさまざまなジャンルの作家10人が作品を展示する。作家はいずれも、伊豆地方を中心とした作家で、作品はワンフロアごとに分ける。舘野さんは「若い力を感じる作品が多い。芸術などが好きな人をはじめ、地域の人たちにもその力を感じてもらえれば」と話す。

 今後の施設運用について、「若いアーティストたちのアトリエとしてだけでなく、交流する場所も作りたい。どのように改装していくかは、いろいろ考えていきたい」とも。

 開館時間は10時~16時30分。入場無料。火曜定休。イベントは5月31日まで。

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