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沼津でサイクルイベント シクログや「痛チャリ」コンテストも

コンテストで一斉に集まる「痛チャリ」

コンテストで一斉に集まる「痛チャリ」

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 プラザヴェルデ(沼津市大手町)で12月3日、イベント「サイクルスタイルIZU」が開催された。

コンテストのグランプリに輝いたにょろさんと自転車

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 沼津市など4市町で構成する狩野川周辺サイクル事業推進協議会と静岡県東部地域スポーツ産業振興協議会が主催する同イベントは、サイクリストの人口増加とを目的に開く。

 当日は、エリア内100カ所のポイントをスマホアプリを持ちながら自転車で走る「シクログ」や、自転車メーカーの展示や試乗会、アテネ五輪日本代表の田代恭崇さんらによるトークショーなどが開催された。

 今回の企画を担当する沼津市産業振興部観光戦略課の横山憲利さんは「オリンピックを目前に、伊豆はサイクリストに注目されている。今回のイベントは、トップアスリートたちが集まるイベントだけでなく、初心者や興味を持っている人々を巻き込み、伊豆をサイクルレジャーの中心地にしていきたい」と話す。

 会場内では、アニメキャラなどを自転車にデコレーションした「痛チャリ」のデザインを競う「痛チャリコンテスト」も同時開催。会場には全国から工夫を凝らした痛チャリ22台が集結。中には総額200万円以上を費やしたという自転車もあった。

 会場参加者らによる投票で、横浜から来た会社員のにょろさん(25)が優勝。にょろさんの自転車は京都の自転車職人が手掛けた特注品で、ゲームキャラを模したデザインは全て自作のもの。「カッティングシートの切り貼りや、デザインや装飾は自分で行った。全体にかかった金額は120万円ほど」と話す。

 にょろさんは痛チャリを作るだけでなく走るのも本格的で、今年は東京~大阪間を23時間で走破するほど。自身の自転車について「信号待ちをしているときに注目を集めることがあるが、それも楽しみの一つ」と話す。

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