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伊豆で「罵詈雑言」書き納め企画 一年のマイナスを振り返る「今年のひとこと」

「他人も笑える罵詈雑言が来てくれれば」と柿沼さん

「他人も笑える罵詈雑言が来てくれれば」と柿沼さん

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 道の駅伊豆ゲートウェイ函南(函南町塚本)で12月30日、イベント「今年の一言2017 罵詈雑言(ばりぞうごん)反省会」が行われる。

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 同施設は5月1日開業の伊豆半島で最も新しい道の駅。年間の目標来場者数は70万人を設定していたが、今年11月には目標の70万人を突破し、年間100万人のペースを保っている。

 今回のイベントは、曹洞(そうとう)宗長光寺(函南町畑)の住職で、精進料理研究家・禅アーティストでもある柿沼忍昭さんを招いたトークイベントを開催。テーマは「罵詈雑言」で、今年1年のうっぷんやストレスを書いた投稿を中心に1年を振り返るもの。

 投稿はフェイスブック・ツイッターなどのSNSでハッシュタグに「罵詈雑言」と書いたもの投稿を対象とするものでし、罵詈雑言の理由を書き込む。当日は、投稿された言葉や当日の来場客が筆ペンと半紙で「書き納め」した作品も展示する。

 今回の企画を担当し、トークショーの聞き手を担当する伊豆経済新聞の榎昭裕編集長は「毎年京都で今年の1文字を表すイベントがあるが、個人の1年を振り返るとしっくりくるものがない。今年は流行語大賞で『違うだろ』などの言葉が出るなど、ストレスが多い1年。このイベントをストレスのはけ口として、清らかな気持ちで年越しをしてほしい」と話す。

 集まった罵詈雑言は、柿沼さんによって「お焚きあげおたき上げ」がを行われ「成仏」する儀式もおこなう。柿沼さんは「罵詈雑言と書くと難しいが、自分のストレスを面白く表現し、すっきり楽しく遊んでほしい。思わず他人も納得し、みんなが笑えるような作品を読んで楽しんでもらえれば」と話す。

 開催時間は14時~15時。参加無料。

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