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沼津に焼酎居酒屋「麹屋」 常時焼酎10種用意、こうじ料理とのペアリングも

店主の清野さん

店主の清野さん

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 焼酎居酒屋「麹屋(こうじや)」(沼津市三枚橋町)が9月1日、オープンした。 

提供する焼酎(関連写真3枚)

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 店主の清野真丈さんは岐阜県出身。アパレルショップ店員経験後、和食店「四季酒菜 風土」の料理人を経て、クラフトビール店「スライダーハウス 24Tap リパブリュー三島」の店長を務めた。

 店舗面積は約30平方メートル。席数は、カウンター=5席、テーブル=6席。店内には、レコードプレーヤーやカセットデッキを備え、8センチCDも準備する。

 清野さんは「スライダーハウスでクラフトビールの多様性に触れ、焼酎にも同じような奥深さがあることに気づいた。沼津・三島エリアで焼酎を専門に出す店はまだまだ少ないので、やってみようと思った。焼酎の原料であるこうじを使った料理を提供する店も少ないので、フードメニューにはこうじを使った料理を提供する。若い時に、地元から近い名古屋で仲間と飲む時によく食べた、赤みそを使ったどて煮も提供する」と話す。

 ドリンクは、「鏡洲 GINGER」「大和桜」「天狗櫻」「れんと」など常時10種類の焼酎や日本酒、自家製レモンサワーなどを提供。フードメニューは「どて煮」(550円)、「チキンソテー醤油(しょうゆ)麹ソース」(900円)、「手羽先」(700円)、3種類のおばんざい(1,200円)、「切り干し大根」(450円)など。料理には「中村屋麹店」(清水町新宿)のこうじを使う。「お茶割り」には「水口園」(沼津市町方町)のぐり茶やほうじ茶を使う。

 清野さんは「オープンから約1週間、お客さまがレコードを持参して、好きな音楽を流しながら飲むこともある。初めてのお客さま同士が仲良くなるきっかけにもなっている。音楽とお酒は一番のペアリング。焼酎には『こう飲まなければいけない』というルールはない。最初はお勧めの焼酎の飲み方を伝えるが、その後はそれぞれ自由に楽しんでもらえたら。コーラ割りを推奨している酒蔵もあるので、もっと柔軟に自分の考えで楽しく焼酎を飲むきっかけの場になれれば」と話す。

 営業時間は18時~翌1時。日曜・月曜定休。

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