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三島市内の小学校で「七草給食」提供 七草の日にちなみ地元産で調理

給食の様子

給食の様子

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 三島市内の14の小学校で1月7日、「七草給食」が実施された。

七草がゆをお代わりする三島南小の児童ら(関連写真4枚)

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 地元農家が栽培した七草を使い、かゆやスープとして提供した。 この取り組みは2007(平成19)年に始まり、毎年1月7日ごろに市内全小中学校の給食メニューに七草料理が登場する。

 給食に使う七草の多くは三島市三ツ谷地区で栽培されたもので、JAを通じて市内の学校に提供されている。各校では、七草の実物や生産者の紹介、七草の由来を説明する展示も行い、伝統行事の周知を図っている。

 冬休み明け初めての給食となったこの日、三島南小学校(三島市南二日町)では全校児童約500人が七草がゆを味わった。中華だしをベースにしょうゆと塩で味付けた七草がゆは、6年生のクラスでお代わりを求める児童が列を作るほどの人気ぶりだった。

 同校の栄養士である鳥山環さんは「七草の風味や色が子どもたちに伝わるよう調理を心がけた。おいしそうに食べてくれてうれしい」と話していた。

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