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沼津駅南口で横断歩道渡り初め式 人が中心のまちづくりへ一歩前進

市民らが横断歩道を渡り初めした

市民らが横断歩道を渡り初めした

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 「沼津駅南口南北地上横断渡り初め式」が3月27日、沼津駅南口で行われた。

沼津駅南口と沼津ラクーンの間を通る市道に設置された横断歩道(関連画像4枚)

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 沼津駅南口と沼津ラクーンの間を通る市道に新たに横断歩道が設置された。1月7日に工事を始め、3月26日に完了した。地上横断化工事により、地下道の入り口2カ所がふさがれ、地下をくぐらずに横断できるようになった。今回の工事で車道を1車線減らし、歩道を拡幅した。

 式では、地上横断化を祝い、集まった子どもたちがくす玉を割り、市長や市の関係者、集まった市民が新しい横断歩道の渡り初めを行った。

 沼津市は、「沼津市中心市街地まちづくり戦略」実現に向けて、駅周辺を「人が集い、魅力ある空間」へと再生することを目指し、中心市街地のまちづくりを進めている。

 頼重秀一沼津市長は「人中心のまちづくりとして一歩前進した。人の流れが、中心市街地だけでなく沼津港までスムーズになるよう大きく期待している。横断歩道や中央公園の整備など、一つ一つを造り上げ、沼津駅周辺総合整備事業をしっかりと実現していきたい。基礎的なインフラ整備を行った後、まち全体をどう作っていくかも大切」と話した。

 市内から訪れた小学5年の石原琴子さんは「横断歩道ができて、お年寄りや子どもなど、歩くのが大変な人も地下道を通らずに移動ができるようになって、とてもいいと思う」と話していた。

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