
2023年3月に開設された「香陵アリーナ(沼津市総合体育館)」(沼津市御幸町)で4月20日、初となる国際交流試合が行われ、地元の社会人バスケットボールチーム「IZURASHI(イズラシ)」が、オーストラリアの「SOUTH WEST SONICS」と戦った。
試合の前には、交流イベントとして小学生と中学生を対象にしたバスケットボール教室も開催した(関連写真3枚)
試合の前には、交流イベントとして小学生と中学生を対象にしたバスケットボール教室も開催。参加した小学生の前橋音綸君は「ドリブルの練習やフリースロー大会が楽しかった。IZURASHIの選手は一つ一つのプレーに一生懸命なところが好き」と話していた。
試合は序盤からIZURASHIがリードを保ち、終盤にはSOUTH WEST SONICSの反撃も見られたが、左膝前十字靭帯断裂の大けがから復帰した大井史哉選手の3ポイントシュートやケイタカンディオウラ選手の力強いゴール下のプレーで、95-87で勝利した。
試合後、キャプテンの鈴木隆平選手は「日本のチームにはない海外の選手特有のフィジカルの強さを感じたが、IZURASHIらしいバスケが展開でき、多くの方に見てもらえてうれしかった。今後は全日本社会人バスケットボール選手権大会で優勝を目指したい」と意気込んだ。