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沼津港で「あじたるサンド」お披露目 Sea級グルメグランプリ受賞記念

「沼津あじたるサンド」お披露目会の様子

「沼津あじたるサンド」お披露目会の様子

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 今年9月に青森で開催された「Sea級グルメ全国大会」でグランプリを獲得した「沼津アジフライたるたるサンド(通称=あじたるサンド)」のお披露目会・試食会が11月2日、沼津港のハワイアンカフェレストラン「トニーズホノルル」(沼津市千本港町)で開かれた。

11月11日から発売する沼津かねはちの「わさび香る和風タルタル×全粒粉入りロールパン」(関連画像5枚)

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 「あじたるサンド」は、沼津名産のアジフライをパンで挟み、緑色のタルタルソースをかけた新たなご当地グルメ。沼津港振興会によると、10月末時点で「あじたるサンド」認定店は市内17店舗、ぬまづみなと商店街内では10企業・11店舗。無料登録期間は12月末まで延長し、新規参加店を募集している。

 イベントには、ぬまづみなと商店街で「あじたるサンド」認定店のうち9店舗が参加。既に販売を始めている「極上アジフライと踊りぶし あした葉」「マルヤひもの食堂」「さすよ亭」に加え、販売開始を控える「Candy fruits」「トニーズホノルル」「港食堂」「浜焼きしんちゃん」「沼津かねはち」「カキ小屋」の「あじたるサンド」が一堂に並んだ。訪れた参加者たちはカメラを構えながら香ばしい香りに包まれた。

 冒頭のあいさつで、ぬまづみなと商店街協同組合理事長で干物専門店「横屋」店主の佐藤のり子さんは「沼津では干物店が減少し、アジの流通量も減っている。『良いアジが沼津に集まってくる』という先代たちが守ってきた販路をあじたるサンドでつないでいきたい」と意気込む。

 Sea級グルメ部会長で、レシピ開発にも携わった「あした葉」(高島町)の望月大樹社長は「3、4年前から『あじたるサンド』の商品化を検討してきた。全国大会での受賞をきっかけに広がりを感じている。あじたるサンドを片手に沼津を食べ歩くお客さっまが増えたら」と期待を込める。

 市内から訪れた30代女性は「アジフライの衣がサクサクで、中はふわっとしていてとてもおいしかった。緑色のタルタルソースに驚いたが、各店それぞれ特徴があり、食べ比べる楽しさがあった。市内で『あじたるサンド』を販売する店が増えたらうれしい」と話していた。

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