「沼津市 長寿を祝う会」が10月28日・29日、プラサヴェルデ(沼津市大手町)コンベンションホールで開催された。主催は沼津市。
ステージでは清水アキラさんが物まねを披露した(関連画像3枚)
毎年、75歳以上の市民を対象に開催している同会。両日とも午前・午後の計4回に分けて実施した。
式典の冒頭、頼重秀一市長が登壇。「沼津は富士山、駿河湾、箱根に囲まれ、生活するにも心地よく、自然と食材に恵まれたまち。穏やかな気候や豊かな暮らしが長寿につながっている」と語った。現在、75歳以上の市民は約3万6000人、100歳以上の長寿者は160人に上る。静岡県の健康寿命は、男性73.75歳、女性76.68歳と、男女共に全国1位を誇る。頼重市長は「趣味や生きがいを持つことが健康寿命の秘訣(ひけつ)。皆さんが暮らしやすい安全・安心のまちづくりを進めていきたい」と述べた。
式典後の演芸会では、「ものまね四天王」として知られる清水アキラさんが登場。「枯葉」や橋幸夫さんの「恋のメキシカン・ロック」、西郷輝彦さんの「星のフラメンコ」などの物まねを披露し、会場を笑いに包んだ。演歌歌手の美里里美さんも登場し、「天城越え」や「愛燦燦(さんさん)」などを披露した。
参加した80代の女性は「清水アキラさんのショーで、たくさん笑った。来年もこの会に参加できるよう、健康に暮らしたい」と話していた。