沼津新仲見世商店街で11月15日、「ぬまづ『竹ピカ』プロジェクト」の点灯式が開催される。
「ぬまづ『竹ピカ』プロジェクト」で製作した竹灯籠(関連画像10枚)
子どもたちが竹灯籠を製作し、まちづくりを体験しながら地域への関心や誇りを育むことを目的に、沼津青年会議所が初めて企画した同プロジェクト。
10月から2回にわたり製作会を実施し、市内の小中高生が約30センチサイズの竹灯籠224本を製作した。第1回は11月1日に沼津青少年教育センターで、第2回は11月6日に沼津市立第一小学校体育館で、それぞれ行った。
参加した第一小学校4年の真野夏音さんは「初めてドリルを使った。大変そうだと思ったが楽しく製作できた」、グエン・ナミさんは「最初は難しかったけど、段々慣れてきて満足いく竹灯籠ができた」、市橋翔太君は「大きなドリルを扱うのが難しかったけど、分かりやすく説明してもらえた」と、それぞれ話す。
完成した竹灯籠は11月15日から来年1月11日まで、沼津新仲見世商店街に展示される。点灯時間は17時~21時。点灯式は11月15日17時から、「テレビのイマイ」前で行う。
同会議所の小林英太郎さんは「ボランティアに興味があっても、実際に参加できている人はまだ少ない。みんながこれから積極的にボランティアや地域貢献できるよう、今回のプロジェクトがきっかけで、楽しみながらボランティアができる形が模索できるといい。竹灯籠が、アーケードがなくなった新仲見世商店街の新たなアイコンになれば。子どもたちが自分たちの手でまちをともすことで、地域とのつながりや創造の喜びを感じてほしい」と話す。