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沼津でオペラ「ヘンゼルとグレーテル」 菓子職人が作るお菓子の家展示も

沼津市民文化センターのオケピットに入った沼津交響楽団と合唱団の合同練習の様子

沼津市民文化センターのオケピットに入った沼津交響楽団と合唱団の合同練習の様子

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 トヨタコミュニティコンサート沼響オペラ「ヘンゼルとグレーテル」が12月14日、沼津市民文化センター(沼津市御幸町)で開催される。主催は沼津交響楽団、静岡県トヨタ会、トヨタ自動車株式会社。

お菓子の家絵画募集で特選を受賞した沼津市立第五小学校4年の秋山翔汰さんの作品(関連画像5枚)

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 1981(昭和56)年から開催し、今回で1950回目となる同コンサート。「いい町・いい社会づくり」を目指す同社が、アマチュアオーケストラ活動を応援し、日頃音楽を聴く機会の少ない人たちに気軽に音楽に親しんでもらうことを目的に開催している。

 同楽団13年ぶりのオペラ公演となる今回、同館でオケピットを使うのも「それ以来」だという。音楽監督を三枝成彰さん、指揮を初谷敬史さん、演出を田尾下哲さんが、それぞれ務める。ヘンゼル役を石田滉さん、グレーテル役を宮地江奈さん、ペーター役を野村光洋さん、ゲルトルート役を鳥屋尚子さん、魔女役を伊藤達人さん、眠りの精・露の精を鈴木玲奈さんが務め、合唱はタンザワミュージックスクール(大手町)の児童合唱団が担当する。

 小学生を対象にした「お菓子の家」絵画募集も行い、198点の応募の中から特選に沼津市立第五小学校4年の秋山翔汰さんの作品が選ばれた。絵の具を使って2カ月ほどかけて描いたという。当日は秋山さんの絵画を元に焼き菓子店「Patisserie Grand Delice(パティスリー・グランデリス)」の菓子職人・秀浦宣広さんがお菓子の家を製作し展示する。秀浦さんは「できる限り忠実に再現しつつ、おいしそうに見えることも忘れないようにしたい」と意気込む。

 同楽団の長田豊さんは「オペラが初めての人にも楽しめる名作『ヘンゼルとグレーテル』。子どもから大人まで夢中になれるファンタジーの世界を味わってほしい。美しい音楽と心温まる物語をぜひ会場で感じてもらえたらうれしい」と話す。

 14時開演。チケットは、前売り=2,500円(高校生以下は500円)、当日=3,000円(同500円)。

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