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三島で門前娘コンテスト グランプリに「畑ガール」選ばれる

グランプリに輝いた「畑ガール」も稲葉さんと、賞品の300キロ相当の野菜

グランプリに輝いた「畑ガール」も稲葉さんと、賞品の300キロ相当の野菜

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 三嶋大社前の門前通りで11月22日、「新嘗祭門前市 門前娘コンテスト」が開催され、グランプリにみしまびとメンバーの稲葉友美さんがグランプリに輝いた。

【関連画像】最終選考に残った8人

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 同イベントは今年が初で、事前に書類審査を通った8人の女性から3人の門前娘を当日投票によって決めるもの。今回軽トラックに積載された野菜は300キロ以上で、これは1日に摂取する野菜量(約350グラム)の約2.3年分に相当する。

 グランプリに選ばれた稲葉さんはみしまびとで広報班の班長を勤めながら、本業である市職員として自ら畑に出向き地元野菜をアピールする「畑ガール」として活動している。

 稲葉さんは今回の受賞について、「自分が受賞するとは全く思わなかった。でも、選ばれてとてもうれしい。今回の受賞をきっかけに、もっと市内の野菜の魅力を伝えていきたい」と話した。

 300キロの野菜の使い道について、「自分がもう一つ行っている映画製作プロジェクトで、この12月から撮影が始まる。スタッフやキャストの食事として提供し、全員で三島の野菜を楽しみたい」と話す。

 イベントを担当した三島商工会議所青年部の佐藤浩由さんは「三嶋大社で行われる新嘗祭をより認知してもらうための仕掛けとして参道を使ったイベントを考えた。このイベントを通して新嘗祭が行われている意味や文化などを知ってもらえれば」と話す。

 グランプリに選ばれた3人は、翌23日に三嶋大社で行われる、野菜で作られた宝船の野菜を配布する「宝わけ」の担当者として野菜の頒布に従事する。

 宝わけは23日14時から、三嶋大社で行われる予定。

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