NHK総合の情報バラエティー番組「ブラタモリ」の1月16日放送回で「熱海」が取り上げられる。

【関連画像】小地図を持って街歩きするタモリさんら

　同番組は2008年にパイロット版が制作されて以来、タレントのタモリさんが、ある街をテーマに街歩きする番組。2014年までは都内近郊に限定されていたが、2015年1月から再びレギュラー番組のシリーズになってからは、奈良や札幌、軽井沢など全国各地を「ブラブラ」している。

　16日放送の「熱海」では、熱海の地形や文化の成り立ちを中心に、専門家らとタモリさんが熱海の土地を歩くのが主な内容。

　熱海の土地の成り立ちについてタモリさんと一緒に行動した、伊豆ジオパーク推進協議会の専任研究員・鈴木雄介さんは「通常の旅番組とは異なり、旅館やグルメを紹介するのではなく、その街の成り立ちを見るのが番組の特徴。収録では、タモリさんと一緒に熱海地域の成り立ちについて散歩していく」と収録を振り返る。

　タモリさんについて、鈴木さんは「大変紳士的で礼儀正しい方。しかし、観察力が鋭く、よくものを見る方。ものの違いを鋭く指摘するなど一緒にいて楽しい方だった」と振り返る。

　収録では、熱海の温泉の特徴について「ホテルニューアカオ」（熱海市熱海）の大浴場を使った実験なども行った。収録シーンでは、普段入浴時にはせっけんなどを使わないことで知られるタモリさんが、せっけんを使った実験なども行ったという。ホテル関係者は「挨拶などもしてくれ、気さくで優しい印象を持った」とも。

　初回放送日時は16日19時30分～20時15分。