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沼津駿河湾SAで「ご当地フチ子」イベント 広報担当「シキ子」さんも登場

「フチ子」デザインの顔ハメパネルと「シキ子」に扮したしきさん

「フチ子」デザインの顔ハメパネルと「シキ子」に扮したしきさん

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 新東名高速道路上り線にあるサービスエリア「ネオパーサ駿河湾沼津」(沼津市根古屋)で3月18日から、「ご当地フチ子の全国ツアー」が開催されている。

限定ご当地フチ子を紹介する「シキ子」

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 同イベントはこれまで、長野・山梨などを巡回し今回で4回目。サービスエリアでは初開催となる。

 「コップのフチ子」は、2012年に奇譚(きたん)クラブ(東京都渋谷区)が発売したカプセルトイシリーズ。これまでの発表パターンは1000種類以上、累計1000万個を販売するヒット商品となっている。現在、単体シリーズの販売だけでなく、各種商品やイベントなどとのコラボレーションも行っている。

 今回は、ご当地キャラクターの企画販売を行う「あすなろ舎」(神奈川県)が販売する「ご当地フチ子」などを含め100種類以上のフチ子を展示。会場では、茶摘み娘の着物柄をデザインした静岡バージョンのフチ子の販売のほか、サービスエリアの買い物客を対象に非売品のサービスエリア限定フチ子も用意する。

 20日には、フチ子の企画販売を行う奇譚クラブの広報担当「しきせいた」さんがサイン会・握手会を行った。

 しきさんは、イベント登場時は「シキ子」と名乗り、フチ子の格好をして登場する予定。水色の制服を身に着けたしき子」を見た来場者は、その姿に興味を持ち携帯電話での記念撮影を行うなど人気を集めている。

 入社2年半というしきさんは現在28歳。入社前はアニメーション制作会社に勤めていたという。「前からのフチ子のファンで、入社を熱望した。入社時からフチ子についてアピールする方法をいろいろ考えている」と話す。

 にしきさんは入社後すぐ、「コップのシキ子」に扮(ふん)し、各地でのアピールを開始。シキ子はストッキングを履かず、化粧もせず、そのままのしきさんが演じるのが話題となっている。

 「登場した瞬間にメガネやノーメーク、すね毛や男声のままのキャラに『気持ち悪い』とよく言われているが、シキ子とフチ子で共通しているのは『ツッコミどころ』がある部分。フチ子もそうだが、パンチラなどユーザーが発見してSNSで発信していくことを見越してのこと。ツッコミどころがないと面白くない」と力を込める。

 しきさんは広報について、「会社とファンをつなぐ仕事と思っている。シキ子になることによって、ユーザーとの距離が縮まり、アンケートなどで見えない意見やアイデアがいただける。その意見を受け取り、いい商品を作り、いい商品を伝えていくのが仕事だ」と話す。「最初は異端に思われていても、2年ほど続けると仲間や味方が増えてくる。このキャラを初めて2年。今はイベントに呼ばれるほど」とも。

 今後について、「今回のイベントは1回のみの登場だが「細かい設定や未来など、あえてこちら側からは設定しない。今後もユーザーの想像力をかきたたせることを続けていきたい。今後もフチ子がいい意味で『一人歩き』してくれることを望みたい」と期待を寄せる。

 同展は5月8日まで。

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