熱海サンビーチで1月8日、毎年恒例の「第71回寒中水泳大会」が開催された。
同大会は今年で71年の歴史があり、近年では成人式が行われた後に行われるのが恒例になっていて、市内在住の新成人らが冬の海で成人の誓いを立てるのが毎年の風習となっていた。
今年は5年ぶりに新成人が参加しない寒中水泳大会だったが、この日は気温8.5度、雨の降る寒いビーチには7歳~74歳の44人の男女が参加し、冬の海へと入水し、新成人の誕生を祝い万歳を行った。
今年初めて参加した市内在住の小学生は「とても寒かったけど、もう少しなら大丈夫だった。これから毎年参加して成人式の日も寒中水泳で気持ちを引き締めたい」と早くも成人に向けた抱負を話す。
東京から旅行に来ていて見学をしていた30代の女性は「近年の男性はか弱いイメージがあるが、寒中水泳に挑む男性の方がすてきに見える。このような儀式やイベントが増え、かっこいい男性がもっと増えてほしい」と話していた。