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沼津駅前のビル空きフロアで「現代サーカス」企画 演出家集団「パフォーマンスで場の活性を」

沼津駅前のビル空きフロアで「現代サーカス」企画 演出家集団「パフォーマンスで場の活性を」

スケイルラボラトリィ代表の川上さん

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 JR沼津駅南口にある商業施設「沼津ラクーン」(沼津市大手町)で11月11日、「Scale Laboratory(スケイルラボラトリィ)」がステージイベント「シルク!シルク!!シルク!!!」を行う。

 今回ステージとなったのは、1957(昭和32)年に開店し、1971(昭和46)年に完成した旧西武百貨店新館の8階。766平方メートルのフロア内にステージや客席を設け、沼津市内のネオンが幻想的な雰囲気を添える。

 同地でのイベントは今年で3回目。今回は、古典的なサーカスに演劇やダンス、音楽や現代美術の表現を織り混ぜた「ヌーボシルク(現代サーカス)イベントを展開する。

 立川真也さん(ブルー)・藤居克文さん(イエロー)、高橋徹さん(レッド)3人によるサーカスユニット「くるくるシルク」が会場を使った参加者体験型を企画し、会場ではパントマイムやジャグリング体験や、サーカスパフォーマンス披露などを予定している。

 スケイルラボラトリィ代表の川上大二郎さんは「夜の特別な空間の中で、大人も子どもも関係なく、パフォーマンス・アートを楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 川上さんは1976(昭和51)年東京都生まれの40歳。大学時代に演劇に出合い、卒業後はアングラ演劇を中心に舞台芸術の世界に入り、現在では舞台監督として国内外のステージで活躍している。川上さんは自身の仕事の範囲を「コントから歌舞伎まで幅広い」と話す。

 川上さんは2011年に拠点を函南町に移してから、伊豆地域でのイベントも次第に関与することに。建て替えで廃墟となったホテルを大学に見立てたイベント「伊豆経済大学」の企画運営や、商業施設に桜の開花シーズンにちなんで、地元高校生と園芸家のコラボレーションイベントなどを行い、多くの来場者を呼び寄せた。

 スケイルラボラトリィ設立のきっかけについて、川上さんは「都心では気軽に楽しめるパフォーミングアートについて、より伊豆半島に知ってもらい、参加してもらいたいと思った。パフォーミングアートは考え方次第でどこでも開催することが可能。広いステージはもちろんだが、街中やタイル1枚分のスペースでも活用が可能。店舗やイベントとして使いづらい場所でも、場所を知ってもらうことで人が集まることはできる。パフォーマンス・アートの可能性と場所の活性化に対する可能性を秘めている」と話す。

 川上さんのもとには、地元の写真家やイラストレーター、編集者などさまざまな多彩なスタッフが集まる。イベントは熱海や沼津など開催する場所が増え、イベントの幅も増えていった。

 今後について、川上さんは「地元の人に多彩なパフォーミングアートを体験してもらい、使いづらい土地に価値をつけていきたい。1カ所だけでなく、さまざま場所でつながっていく企画に発展させていければ。まずは今回の企画に多くの人が集う場にしたい」と意気込む。

 開催時間は19時~21時。入場料は、大人=2,500円、親子券(大人1人+子ども2人)=4,000円、高校生以下=1,000円。1ドリンク付き。

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