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沼津交響楽団が定期演奏会 40回目の節目

(左から)沼津交響楽団事務局長の長田豊さん、指揮者の喜古恵理香さん、沼津交響楽団の田中恵利果さん

(左から)沼津交響楽団事務局長の長田豊さん、指揮者の喜古恵理香さん、沼津交響楽団の田中恵利果さん

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 沼津交響楽団が5月4日、第40回定期演奏会を沼津市民文化センター(沼津市御幸町)で行う。

指揮者の喜古恵理香さん

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 沼津市を活動拠点にするアマチュアオーケストラとして1984(昭和59)年8月1日に結成された同楽団。沼津市民文化センターで毎週練習を行い、年1回の定期演奏会をはじめ、ファミリーコンサートやオペラなどの特別演奏会を行っている。2023年12月には「沼津市制100周年記念 市民が祝う沼津第九演奏会」を行った。

 当日は、バルトーク作曲の「ルーマニア民族舞曲」、伊福部昭作曲の「シンフォニア・タプカーラ」、シューベルト作曲の交響曲8番「グレート」などを演奏する。13時からはウエルカムコンサートも行う。

 2016(平成28)年から同楽団の指揮者を務める喜古恵理香さんは「40回目の記念になるようなプログラム。『ルーマニア民族舞曲』と『シンフォニア・タプカーラ』はどちらも民族色が強く、普段のクラシックコンサートではあまり聴くことができないリズムやメロディーを楽しむことができる。約1時間の大曲『グレート』はすっと心に入るメロディーがたくさんちりばめられている」と話す。

 同楽団事務局長の長田豊さんは「アマチュアオーケストラの演奏会で邦人作品を取り上げるのは珍しい。難曲に取り組むが、40年の歴史に残る演奏会になると思う。沼津交響楽団は世代交代を迎えているので、10年後の50回定期演奏会につなげていけたら」と話す。

 喜古さんは「音楽を聴いて、明日も頑張ろうと思ってもらえれば。沼津市制100周年記念の第九演奏会で、沼津の人は音楽好きな人が多いと感じた。第ニの故郷のような沼津で、皆さんに喜んでもらえる演奏を、楽団メンバーと共に届けたい」とも。

 13時開30分開演。料金は1,000円。

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