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沼津で県立美術館移動展 広重・大観など沼津にまつわる30品を展示

樹花鳥獣図屏風(びょうぶ)と辻館長

樹花鳥獣図屏風(びょうぶ)と辻館長

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 静岡県立美術館 移動美術展「広重・大観・ロダンが沼津にやってくる」が10月22日、沼津市民文化センター(沼津市御幸町)で始まった。

 同美術館の約2700点の収蔵品のうち、人気作に加えて沼津やその周辺ゆかりの作品30点を展示。文化センターでの移動美術展は1999(平成11)年に開催して以来21年ぶり。

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 キヤノン裾野工場で複製した日本画家・伊藤若冲の「樹花鳥獣図屏風(びょうぶ)」の原寸大のレプリカや、横山大観の「富士山」、オーギュスト・ロダンの「考える人」などを展示。歌川広重の東海道五十三次「沼津」「原」は保永堂版と隷書版を展示し、その違いを見比べることができる。沼津市江浦にアトリエを構えた版画家山口源の代表作で、同文化センター小ホールの緞帳(どんちょう)にも使われている「能役者」なども展示されている。

 同文化センターの辻哲哉館長は「沼津やその周辺ゆかりの芸術家の作品がそろっている。多くの方にお越しいただきその魅力を味わってほしい」と話す。

 10月24日には県立美術館学芸員によるフロアレクチャー、31日には同美術館の木下直之館長による講演会「栗原忠二と山口源、ふたりの生きた時代」を予定している。

 開催時間は10時~17時。観覧無料。11月3日まで。