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戸田漁協の移動販売車にラッピング加工 「おさかなアートクリエーター」がデザイン

ラッピングトラックと鈴木翔太さん

ラッピングトラックと鈴木翔太さん

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戸田漁協所有の移動販売車が10月9日、ラッピング加工され沼津市内でお披露目された。

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 戸田漁協では2007(平成19)年から、サバやイワシ、戸田で水揚げされた深海魚を伊豆の国市・富士宮市などを中心に配送している。現在は戸田漁港だけでなく、内浦・静浦・沼津我入道を含めた市内4漁港で水揚げされた鮮魚を配送・販売している。

 ラッピング車両について、漁港関係者は「戸田漁港の深海魚の知名度アップと新規顧客獲得のために行った。県内で走る漁協所有のトラックでは初の試み」と話す。2トントラックのボディー部分の絵画は、沼津市在住のおさかなアートクリエーター・鈴木翔太さんが担当した。

 絵画のデザインは、翔太さんが過去に描いた深海魚を中心に海洋環境の大切さを訴えたメッセージを盛り込んだという。翔太さんの母である鈴木千春さんは「漁協の活動の応援になれば」と話す。

 地元在住の30代男性は「遠くから見てもとても目立つデザインで好印象を持った。沼津の海の豊かさをPRしてほしい」と話す。

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