見る・遊ぶ 暮らす・働く

伊豆・戸田のコンビニに壁画 地元の小学2年生が深海魚描く

最後の仕上げを行う翔太くんと、両親。

最後の仕上げを行う翔太くんと、両親。

  • 158

  •  

 コンビニエンスストア「Yショップ戸田山崎店」(沼津市戸田)敷地内に8月15日、深海魚の壁画が登場した。

 戸田港の入り口近くに位置し、戸田地域の土産物や、フェリーチケットの販売所なども行っている同店。

[広告]

 壁画は、店内の元イートインスペースで、広さは約3畳。

 壁画を制作したのは、沼津市立香貫小学校2年生の鈴木翔太くん。壁面には深海魚が32匹描かれている。イラストは翔太くんが図鑑から選んで下書きし、母の千春さんがペイントを手伝って仕上げた。

 制作は7月22日から夏休み期間を利用して行った。壁画のあるスペースは、8月末まで沼津港と戸田港をつなぐ期間限定フェリー「ドリームスター」の待合室として利用。9月からはサイクルツーリストを対象としたサイクルラックを設置する予定。

 制作は、母の千春さんが同店の商品販促アドバイスを行っっていたのがきっかけという。千春さんは「県の助成事業として担当させてもらい、売り上げが120%に上がった。そこで、さらに同店と戸田を盛り上げる策として深海魚を描いてみてはどうかと提案した」と話す。

 翔太くんは2歳の時に自動車の絵を描きはじめ、小学校に上る前には深海魚に興味を持ち、描いていたという。小学1年生の時には、出品した絵画が展覧会で入賞した経歴を持つ。

 モチーフに深海魚を選んだ理由について「自分の好きなものを選んで描いた」と話す翔太くん。深海魚が好きな理由について「まだ知られていない種類が多く、奇妙な動きがとても気になる」と話す。

 制作期間中、多くの観光客や地元住民との応援もあったという。千春さんは「制作中は息子を『画伯』と呼ぶ人もいた」とほほ笑む。

 「小学校にあがったとき友達が少なく心配していたが、絵画をコミュニケーションツールとして交流しているようで、絵画によって友達も増えた。彼なりのツールとして、今後も伸ばしてほしい」とも。

 翔太くんは「特別な夏休みになった。この絵を見た人が楽しい気分になってくれれば」と話す

 営業時間は7時~22時。