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三島のイタリアレストランが自動販売機でドレッシング 「ドリンクのない」自販機目指す

「ゆくゆくはドリンクのない自販機を目指したい」と話す小河さん

「ゆくゆくはドリンクのない自販機を目指したい」と話す小河さん

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 パスタ・地中海料理の「パステリア地中海」(三島市広小路町)の店舗前の自動販売機で12月18日、自家製ドレッシングの販売が始まった。

 同店は1976(昭和51)年創業。2代目店主の小河鉄平さんによると、父が元々金物屋を経営していたが、時代の流れを考えて業態変更。知人にフレンチやイタリアンのシェフがいたことから、静岡県東部エリア初のイタリアンレストランとしてオープン。

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 同店の名物は、エビとブラックオリーブが入ったトマトクリームソースの「イソノカスパゲッティー」。ミートソースやナポリタンが主流だった時代に斬新なトマトクリームソースが人気を集め、現在までに23万食以上を提供しているという。

 自動販売機で販売を始めたのは、同店で提供している自家製ドレッシングのうち、ゴマと卵を使った「地中海ドレッシング」と「セロリドレッシング」「たまねぎドレッシング」の3種類。

 小河さんは知人からの「レストランを利用せずドレッシングだけを買いに店を訪れるのは気が引ける。自動販売機で販売してほしい」との声を受け、自動販売機を購入。本体デザインは、遠くからも目を引く印象的な色使いでピザやオリーブ、家族団らんをイメージした絵を採用し、安全面も検査機関にサンプルを送り、菌検査と賞味期限検査をクリアするなどの工夫を行った。

 ドレッシングは販売当初5日間で約40本が売れた。小河さんは「自動販売機が店の目の前にあり、商品をすぐ補充するなど賞味期限の管理が行き届くのが利点。今後は自店の商品だけでなく、近隣の飲食店の商品を販売したり、2~3カ月ごとにテーマを設けて雑貨などを販売したりと、いろいろ試していきたい。ゆくゆくはドリンクの無い自販機にしたい」と意気込む。

 12月31日には自動販売機で同店のおせちに加え、近隣の「割烹 登喜和」、フレンチレストラン「ビストロ18」、中国料理「麒麟」のおせちを数量限定で販売する予定。

ドレッシングの価格は各400円。