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三島の洋菓子店がバレンタイン前に盛況 「おっぱいチョコ」などロングセラーも人気

「おっぱいチョコ」(大)を持つスタッフ

「おっぱいチョコ」(大)を持つスタッフ

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 三島市にある洋菓子店「ブルーベリー」(三島市佐野見晴台)が現在、バレンタインデーを直前にバレンタインギフトを買い求める来客でにぎわっている。

おっぱいチョコの小・中・大

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 ブルーベリーは2000(平成12)年オープンの洋菓子店。茨城県出身であるシェフの芝沼武史さん・恵理子さん夫妻が富士山の景色のある自然豊かな同地に出店を決めたという。

 店内には生菓子や焼き菓子など常時200点の商品が並ぶ。人気商品はオリジナルで開発した「ポニョポニョ」。地場産品であるサツマイモ・三島甘藷(かんしょ)を使った「静岡甘藷」の贈答用のギフトなども販売している。

 バレンタイン向けの商品は、定番のチョコーレトトリュフのほか、アニメキャラクターを模したチョコレートなどおよそ100種類が並ぶ。理由についてマネジャーの柴沼恵理子さんは「同店のコンセプトとして子どもから老人まで幅広い年齢層に愛される商品作りを行っていて、常に求められる商品を作り続けた結果で商品数が多くなった」と話す。

 ラインアップの中でも目を見張るのは、開店時からバレンタイン商品の定番として限定生産している「おっぱいチョコ」。マジパンを土台にチョコレートソースでコーティングしたもので、小(2,290円)、中(2,990円)、大(3,690円)の3種類。予約を受けで特大も作ったことがあるという。

 恵理子さんは「好きな人に愛を告げるバレンタインから変化し、日頃の感謝や気持ちを表すようになって、このような笑いを取る商品が受けることが多くなってきた。一時期は生産を取りやめようかと思ったが、常連客からの要望も強く、現在まで続いている」と話す。販売当初は20個程度の製造だったが、今年は100個程度の生産を予定していて、すでに80個近くは売れている人気商品だ。

 購入客は20~60代くらいと幅広く、女性だけでなく男性の購入客も目立つという。観賞用として賞味期限は1カ月と長めに設定しているが、店に訪れた40代の男性は「もらうとうれしいアイテムだが、みんなの前でどのように食べていいか困る商品だ」と笑う。

 恵理子さんは「バレンタインに限らず、これからスタッフみんなでアイデアを出し合いながら、来店客に喜ばれる商品を提案していきたい。中には笑いのある、ちょっと楽しいこともできれば」と話す。

 営業時間は10時~18時。火曜定休。

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