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伊豆で「リカレント教育」ゼミをClubhouse配信 アウトプットの場を広げ、生涯教育促す

Clubhouseでのゼミの風景

Clubhouseでのゼミの風景

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 三島・沼津地域を中心に活動している勉強会「西原ゼミ」が2月8日、勉強会の様子をオーディオSNS「Clubhouse」で配信した。

 ゼミ長の西原宏夫さんを中心に月1度行う勉強会で、現在まで28回行われている。西原さんは、中華料理店「餃子の一番亭」やとんかつ店「かつ銀」を運営するにしはらグループ(三島市富田町)の会長で、年間400冊の本を読み、ブログやユーチューブなどでの発信を日課にしている。

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 ゼミではおよそ1カ月間に読んだ本の所感を中心に、自身の経験や知見を合わせて発表する。生涯学習(リカレント教育)を促す場として開講当初は対面式で行ってきたが、新型コロナウイルスの影響で、2020年からはオンラインミーティングシステム「Zoom」を使って行い、今回はZoomのほかにClubhouseで配信した。

 Clubhouseの配信にはおよそ30人が参加し、Zoomと合わせて50人を超えた。この日のテーマは「すべてが加速する世界に備えよ」で、近年アメリカで勃興している新規テクノロジーや、それに伴った生き方や考え方を西原さんが披露。プレゼンテーションの後にはClubhouseを使った意見交換会も行われた。

 西原さんはClubhouseについて「新しい技術に面白がって参加してみると、楽しい部分や価値のある部分が見えてくる。発信は義務ではなく習慣化することで、毎日のアウトプットが行え、そのためにインプット量が増えてくる」と話す。リカレント教育の意義について「学生の頃に無理やり学ぶのでなく、選択肢が増えて見えてくる大人になった時こそ、学ぶ機会を増やしていければ。新しいテクノロジーはそれを補完してくれる」とも。

 参加した沼津市在住の男性は「Zoomや対面となると学ぶ姿勢について怖(お)じ気づいてしまい、今まで参加するのをためらっていた。Clubhouseのような音声のみのゼミだと気軽に参加できていい。講義に出てきた本も読みたくなった」と感想を話す。