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江原啓之さんらPR大使に就任 「沼津の宝」を発信

認証式で記念撮影する江原さん(中央)

認証式で記念撮影する江原さん(中央)

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 沼津市をPRする大使「燦々(さんさん)ぬまづ大使」の認証式が3月29日、沼津市役所(沼津市御幸町)で行われた。

市長との対談で沼津の魅力を話す江原さん

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 同制度は沼津市を内外にPRする目的で設立された制度で、1991(平成3)年から続くもの。大使はそれぞれ沼津にゆかりのある人物が選任されており、これまで俳優の故・三國連太郎さんや、タレントの山田邦子さん、水泳選手の岩崎恭子さんなどが選ばれてきた。

 2021年度に大使として選ばれたのは、フジテレビアナウンサーの軽部真一さん、女優の田中律子さん、女優の藤木由貴さん、アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」のスクールアイドルグループAqours(アクア)、スピリチュアリストの江原啓之さん。

 この日の認証式には江原さんが出席。江原さんは東京都出身で現在熱海市に在住。沼津と熱海で青果店を営むREFS(上土町)の店主である小松浩二さんとの交流があり、昨年から愛鷹地区の休耕地を利用して米作りを始めていて、大使就任のきっかけとなった。

 頼重秀一市長から認証状を受け取った江原さんは「沼津は干物が有名だが、農作物も豊かで富士山の湧き水や戸田塩、そして歴史のある神社仏閣など地域の宝がたくさんある。市内でもその存在を宝と思う人は少ないが、その価値を多くの人に発信していきたい」と意気込みを話した。

 認証式後、江原さんは沼津市内を散策し、市内の干物店や雑貨店を訪問。市内で江原さんを見た50代の沼津市民の女性は「女性にとって影響力のある人。江原さんの情報発信で沼津の魅力が多くの人に伝わってほしい」と期待を寄せた。

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