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沼津で「地域の宝を知る体験」ワークショップ オンラインで

酵素シロップについて説明する窪田さん

酵素シロップについて説明する窪田さん

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 沼津でワークショップ「地域の宝を知る体験」シリーズが始まり、第1弾「MATAHARIから学ぶ酵素シロップ」が8月24日、行われた。

摘果ミカンの酵素シロップ

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 沼津市の「まちなか賑(にぎ)わい補助金」による助成事業の一つ。ワークショップを体験することで沼津の宝である人や「コト」「モノ」を知り、守り育てていくことを目的にしている。

 初回は、発酵ドリンクやスムージーなどを販売する「MATAHARI(マタハリ)」(沼津市三芳町)の窪田真菜さんが講師を務めた。対面での講座を予定していたが、緊急事態宣言下のためオンライン配信での開催に切り替えた。

 前半は窪田さんが発酵や酵素、腸内環境などについての座学を行い、後半は大松農園(沼津市西浦)の摘果ミカンを使った発酵シロップ作りを参加者と共に行った。参加者は窪田さんのアドバイスを受けながらミカンを切り、砂糖とミカンを交互に瓶に入れて仕込んだ。

 窪田さんは「オンラインでの初開催で緊張したが、参加者の表情が分かり、離れていても参加者の熱意を感じた。質問もオンラインのほうがしやすいと感じた」と感想を話す。酵素シロップについて、「毎日30回ほど瓶を振ると、約1カ月後から飲むことができるようになる。コロナ禍で大変な時期だが、酵素シロップと共に健康的に乗り越えてもらえたら」とも。

 講座を主催する「子育て応援サークルいちご」代表の藤井さやかさんは「昨年度開催し好評だったため、今年も継続することにした。今年はより沼津の街中にスポットを当てた講座内容にし、少人数制にした。1回で100人が来るイベントではなく、10人を10回集めて丁寧に人と人のつながりを深めていきたい」と話した。

 ワークショップは全10回の予定で、今後は乾物屋「福島屋」(沼津市魚町)の乾物料理講座や、青果店「池彦」(仲町)の見学なども計画している。

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