甲府地方気象台が9月7日、富士山が初冠雪したと発表した。
同気象台の発表によると、9月7日の初冠雪は例年よりも25日早く、昨年よりも21日早い。気象台の記録によると、最も早い初冠雪は2008(平成20)年8月9日で、今年の初冠雪は観測史上6番目に早い。
富士山の初冠雪に関して、静岡管区気象台の関係者は「富士山の初冠雪は甲府地方気象台の発表を行っていて、静岡管区では記録していない。観測している甲府地方の富士山に雪が積もると初冠雪といわれる」と明かす。
この日は静岡側でも頂上付近に雪が観測され、沼津市内でも多くの人が撮影し、SNSで投稿していた。
写真を撮影し、ツイッターに投稿した「丸勘」(千本港町)の担当者は「富士山はいつも見える当たり前の存在だが、奇麗な時はみんなに見せたくなる山。富士山のリアルタイムな様子を楽しみにしてくれている人に、これからもを風景を伝えていけたら」と話す。