サントムーン柿田川(清水町玉川)駐車場で3月20日、手筒花火の打ち上げが行われた。
コロナ禍でさまざまなイベントが中止になる中、厄災収束を祈願して清水町商工会と柿田川煙火保存会が企画した。開催は昨年12月の柿田川公園に続き2回目。
花火の打ち上げは、見物客の密を避けるため事前告知をせず行った。会場では、手筒花火21本を打ち上げた。会場では買い物客などが足を止め、空高く上がる火の粉に見入り、打ち上げ終わると拍手が沸いた。
柿田川煙火保存会の小長谷貴央さんは「手筒花火で新型コロナウイルスの収束を願いたい。自分たちが火の粉をかぶることで浄化できれば」と話す。
花火を見ていた7歳の向笠結菜ちゃんは「手筒花火を見るのは初めて。とてもきれいで、最後は星のようにキラキラしていた」と笑顔を見せていた。