沼津市の社会実験「OPEN NUMAZU(オープンヌマヅ) 2022」が4月6日、沼津駅南口のビル「イーラde(イーラデ)」を中心に始まった。
まち中の公共空間や資源を使い、人中心のまち中を作り出そうという社会実験。南口を中心に行う。1車線を封鎖した同ビル南側道路に16店が出店するほかワークショップも開く。自由に座れる椅子やテーブルを設置する。
市内在住の30代男性は「インターネットで知り、街頭でテレワークしてみた。青空と太陽の日差しが温かく、知り合いとの会話も生まれ、今までにない気分のいい働き方を体験した」と話す。
駅近くに勤務する40代の女性会社員は「駅前での昼食はチェーン店などが多くなる。食事の選択肢が増え、市内の店を知るきっかけにもなる。天気がいい日は外に出てリフレッシュしたい」と期待を寄せる。
出店した新聞販売店「NewStand(ニュースタンド)」店長の宮川真由美さんは「沼津の魅力を発信していければ」と話す。
開催時間は8時~20時。27日まで。