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三島で「連詩」をテーマにした舞台上映会-「地域のプライドづくり」目指す

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 大岡信ことば館(三島市文教町)で1月31日、舞台「チェインソング」上映会が開催される。

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 詩人の大岡信さんの作品を中心に、詩や言葉をテーマに展示を行う同施設。大岡さんは詩作活動のほか、複数の人間で詩作を行う「連詩」の発案者として知られていて、同館にも複数の関連作品が展示されている。

 今回上映する作品は、劇団「文月堂」の第9回公演作品で初回は2012年に公開。北海道の高校にある文芸部を舞台とした学園ドラマで、連詩をテーマに多くの登場人物が巻き込まれていくもの。

 同イベントを企画した世古真一さんは沼津市の出身。今回のイベントのきっかけについて、「地元の博物館や美術館には地元の人があまりいかない、興味を持っていない。でも、そこに行くと、先人の功績に圧倒されるものがあった。そこには地元の人たちが失いかけているプライドや、地域の誇りになるものが多くある」と話す。

 上映会の後、演出の三谷智子さんと主役の牧野耕治さんがトークショーに登壇する予定。「同郷出身の牧野さんと、地域のために何かやろうと一緒に企画した。このイベントをきっかけに多くの人の気付きを誘発できるような環境を作りたい」と世古さん。

 開催時間は18時~。入場無料。

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